2011年9月28日水曜日

お知らせ。



10/16(

『まちだ動物愛護のつどい』に参加の為

診察受付時間は

9:00〜11:00

となります。





2011年9月24日土曜日

 8才のヨークシャテリアの男の子


歯周病ですね
分かりますでしょうか、左ホホから撮影して画面右が上あご側、画面左が下あごです。
上あごの奥歯が何やら変ですね。
重度の歯周病から、歯石と食べカス、細菌などが堆積してドロッとした粘着物で覆われています。
他の歯も茶色いです。







ある程度超音波スケーラーという器具で歯石と歯垢などの付着物を取り除いたところです。
本来の「歯」が出てきました。


反対側から、はじめの画像にあった奥歯が常に触れていたホホの粘膜を撮影しました。
真っ赤にタダレて、広範囲に炎症を起こして「糜爛(びらん)」を形成しています。
これは痛かったでしょうね。
常に腐ったものが触れている事で、慢性炎症を起こします。また、こういった慢性刺激は「がん」の発生を作ってしまう原因になりますので、早めの対処が大事ですね。

歯周病になる原因は、様々です。
唾液が減ってしまうような「基礎疾患」があるのか
柔らかいものが主食であるのか
性格的にあまり噛む事をしないのか
いずれにしても、日頃からの歯磨きが大事です。

2011年9月8日木曜日


皆さん、これ何だか分かりますか??

溜まりにたまった「歯石」です!!

毎食自分で歯磨きをする習慣のないワンちゃんは、どうしても食べカスや歯垢が溜まり、そしてこすっても取れない「歯石」が体積します。

写真の歯石は12歳の小型犬です。
今まで歯磨きした事はありませんでした。

ここまで歯石が付着すると

①口臭がひどく気になります
②歯周病が進行し、歯周病菌が出す毒素により、腎臓病と心臓病になるリスクが20%上昇するとの研究報告があります
③歯肉が退行し、歯を支える顎の骨の土台が弱まり、大切な歯が抜けます
④歯ブラシなどでは除去できなくなります
⑤多くは歯周病により、痛みを伴い、口を触らせなくなります。

つまり、悪くなればなる程、お手入れできなくなり悪化して行き悪循環を辿るケースが多いです。

付いてしまった歯石は仕方ありません、麻酔が必要ですが除去しましょう!
そして、そうならないように、日頃からのお口ケアを行いましょう。

まずは、口の中を触る訓練から!
いきなり歯ブラシで歯磨きは上級ケアですよ〜

2011年9月1日木曜日

成長!




1週間でこんなに成長しました(^^)!


左がハリネズミくん!!

右のこは???

ネコ??クマ??
何だと思いますか??




さて、話はかわりますが。。。
大型の台風が近づいてきているようです。。


ワンちゃん、ネコちゃんが

雨や風、雷の音などにビックリしてパニックになり

お家から逃げ出してしまい、迷子になってしまう

という場合もあります。


ワンちゃん、ネコちゃんが安心できる環境をつくってあげると良いかもしれませんね!